熱い気持ちの入った
FC東京戦の後は天皇杯の4回戦があって再度の中1週。競馬の場合は中1週だとハードなローテーションになるのだが、サッカーだと時間を持て余すことになるから感覚的には不思議なものである。
おかげで中間はスポーツ新聞が書きたい放題。雑音に耳を塞いでいたら、梅ちゃんが
来年の開幕絶望のケガを負ったとか、峻希が
インフルエンザで今週アウトだとか、元気が出場停止だというのにどうするの?という状態。その一方で
山岸、堀之内、西澤らが契約更改と少しは明るい材料も…。
とにかくアジアの権利は他力本願でもやれることはやっておきたいわけで、まずは目の前の磐田を倒すのみ!
~J1第32節~
浦和3-2磐田
【浦】エジミウソン(21分、82分、89分)
【磐】前田(55分、59分)
GK:山岸範宏
DF:平川忠亮
坪井慶介
田中マルクス闘莉王
細貝萌
→66分・山田暢久
MF:阿部勇樹
鈴木啓太
→72分・エスクデロ・セルヒオ
ロブソン・ポンテ
FW:高原直泰
田中達也
エジミウソン
久々に
アドレナリンの出る試合だったですね(^^)b
磐田相手に埼玉スタジアムで3-2でロスタイムに決勝弾といったら
2004年の2ndステージのあの試合を思い出さずにいられない。あの時は2-0を追い付かれて振り切ったから負けを覚悟することはなかった(ような気がする)から、今回は死地からの生還ということでその触れ幅も大きいのだが、同点となったゴールは
2007年のACL準決勝の城南一和戦の同点ゴールを彷彿とさせたし、決勝ゴールは角度こそ違えど
3日前の香港戦の先制弾のように弾道の残像が見えているようなミドルといい、エジミウソンはこの中断期間中に
長谷部誠名場面集のDVDでも見ていたのではなかろうか?という仕事ぶり(笑)もちろんエジミウソンだけでなくチーム全体がよくファイトしていたことがこの勝利に繋がったと思います。
でもね、勝ったからこそボヤかせて。失点をしなかったら逆転ゴールなんて生まれないのよ。今のレッズは1点差じゃないと勝てないのか?この試合だって先制したのに逆転を許しての再逆転。それは試合運びが不安定な裏返しにすぎないのですよ。
ヨーロッパには「2点差は危ない」なんて言葉はないそうだ。レッズも前半で2-0にして余裕を持った試合運びができれば得失点差だってついてくるのだから、そういう意識を持って来年は戦えるようにしてほしいですね。
~21日のJ1~
山形0-0大宮
新潟0-1柏
【柏】フランサ(35分)
清水0-2G大阪
【G】ルーカス(14分)チョ・ジェジン(70分)
京都0-1鹿島
【鹿】野沢(36分)
神戸2-2横浜M
【神】茂木(28分)大久保(51分)
広島0-0名古屋
~22日のJ1~
千葉2-1FC東京
【千】新居(25分)ネット・バイアーノ(46分)
【東】赤嶺(30分)
大分1-0川崎
【分】フェルナンジーニョ(61分)
~32節終了の順位~
1:鹿島 60(18-6-8)+16〈45-29〉
2:川崎 58(17-7-8)+22〈60-38〉
3:G大阪 57(17-6-9)+20〈59-39〉
4:浦和 52(16-4-12) +2〈41-39〉
5:広島 50(13-11-8) +5〈48-43〉
6:清水 50(13-11-8) +5〈44-39〉
7:新潟 49(13-10-9)+12〈41-29〉
8:FC東京 49(15-4-13) +7〈45-38〉
9:名古屋 46(13-7-12) +2〈44-42〉
10:横浜M 42(10-12-10) +4〈40-36〉
11:磐田 40(11-7-14) -9〈49-58〉
12:山形 38(10-8-14) -6〈32-38〉
13:神戸 38(10-8-14) -7〈39-46〉
14:京都 38(10-8-14)-10〈33-43〉
15:大宮 37(9-10-13) -7〈38-45〉
16:柏 33(7-12-13)-15〈38-53〉
17:千葉 27(5-12-15)-20〈32-52〉
18:大分 26(7-5-20)-21〈23-44〉
※()内はW-D-Lの順
また〈〉内はG-Lの数
現実問題として3位になる可能性はあるけれど、得失点差だけはいかんともし難いのが…。とにかくあと2つ勝つだけですね。
(22日18時追記)
なんと降格の決まった大分と千葉がそれぞれ川崎とFC東京に勝って、暫定だった順位がそのまま確定。当該節の首位チームと今年のナビスコ覇者が揃って降格の決まったチームに負けるなんて、それだけJ1とJ2が紙一重という証明になったわけですがJリーグのレベルを考えるとそれもなんだか…。
この有様を見るとレッズの3位滑り込みもあながち夢じゃないし、とりあえず4位になって繰り上がりの可能性も残しておかないといけないから、残り2つは絶対に勝って4位死守へ頑張りましょう!