粘りに粘った世界制覇!~女子W杯決勝・日本vsアメリカ@コンメルツバンク・アリーナ~#2594

6月27日のグループリーグのニュージーランド戦からスタートしたなでしこJAPANのW杯。イングランドに敗れてグループリーグを2位通過でノックアウトステージでドイツとの対戦になった時にはどうしようかと思っていましたが(汗)そのドイツに勝ち、そしてスウェーデンに勝ってたどり着いたファイナルの舞台。昨夜は日付が変わる前に寝て、今日は3時30分に起きてテレビの前に陣取りました。

~女子W杯決勝~
日本2(PK3-1)2アメリカ
【日】宮間(81分)澤(117分)
【ア】モーガン(69分)ワンバック(104分)
PK戦
ア:×××○
日:○×○○

GK:海堀あゆみ(INAC)
DF:近賀ゆかり(INAC)
  岩清水梓(日テレ)
  熊谷紗希(フランクフルト)
  鮫島彩(ボストン)
MF:澤穂希(INAC)
  阪口夢穂(新潟)
  大野忍(INAC)
→66分・丸山桂里奈(千葉)
→119分・岩渕真奈(日テレ)
  宮間あや(湯郷)
FW:安藤梢(デュイスブルク)
→66分・永里優季(ポツダム)
  川澄奈穂美(INAC)

いやはや、生きているうちにFIFAの大会で日本がトロフィーを掲げる日が来るとは思わなかった。

立ち上がりからアメリカが猛ラッシュ。いつ失点してもおかしくない状況には生きた心地がしませんでした。
ドイツ戦の時は6時に目を覚ましてツイッターに接続した瞬間が延長後半のキックオフ。その3分後に丸山選手の決勝ゴール。スウェーデン戦はハーフタイムで目が覚めて後半からテレビを見て3-1の快勝。グループリーグのイングランド戦は朝まで寝ていて敗戦だったから、試合前に起きることは決めていたのですが、目が覚めるきっかけが“寝坊して日本大敗”という夢にうなされたからで、3時30分に起きて良かったという反面、悪夢が正夢になっちゃマズイとヒヤヒヤ。
15分を過ぎてだいぶ落ち着いてきたものの、29分のワンバックのクロスバー直撃とか、34分のチェニーのヘディングシュートが枠の上を越えていったシーンとか、稲川淳二の怪談よりも背筋がゾッとするシーンの連続に、とにかく前半をスコアレスで乗り切ったことに安堵する。
防戦一方の展開でなんらかのテコ入れが必要だとは感じていたものの、実はどこが悪いわけでもないだけに替えどころが難しいな~と思っていたのだが、佐々木監督が切ったカードは66分まで日本の攻撃の軸となっていた大野―安藤のラインを諦めて丸山、永里を投入。丸山投入はともかく「ええっ、安ちゃん下げちゃうの?」とレッズサポとしては至極まっとうな感想を持ちながら見ていると、永里のボールロストから縦ポン一発でモーガンの強烈なシュートが決まってアメリカ先制。
あまりにも失点の仕方が悪かったので、大きな声では言えないけれど1回心が折れました。だって安ちゃんはもうピッチにいないし、アメリカのGKソロの守備はしっかりしているし、それまでのなでしこはアメリカの裏を取れてないしで、正直手詰まりな印象は否めなかったから。口では「まだ時間がある!」と言いながら、心の奥底では「0-2にならなきゃいいな…」と思ってました(^^ゞ
そんな試合も押し迫った80分、永里のクロスに丸山がつぶれて混戦になったところをアメリカのクリアミスを拾った宮間が流し込んで同点に。PA内になかなか入るシーンがなかっただけにまさに千載一遇。きれいなシュートじゃ入らないと思っていたからまさにこの形ですよね。
試合は延長戦に突入してなでしこの残るカードはあと1枚。このカードの使い道がまた難しいとは思いながら、岩渕投入のタイミングを図るだけだろうとは感じていました。延長戦も30分あるわけで、15分間を凌いで後半のどこかなんだろうと見てました。ところがそんなテレビの前の思惑も104分という絶妙な時間帯に、アメリカの波状攻撃からモーガンのクロスをワンバックに合わせられて勝ち越しを許してしまう。クロスの出る前につぶしたかったのだが、あそこで倒すとPKだもんな…。
いよいよ後がなくなったなでしこだが、持っている人は持っているのね。ラストチャンスに近い117分、宮間のCKを澤が流し込んで再び同点に。先に触って誰かに当たったんでしょうね、ソロが妙な態勢になっていたからそういう意味ではツキもあったんでしょうね。
ただ試合はこれで終わらない。アディショナルタイムに入ったところで、抜け出したモーガンを岩清水が後ろから倒して一発退場に。これまでイエローカードもロクに出してないのにレッドは厳しい、っていうかイエローが妥当なプレーだとは思うのだが岩清水は文句を言わずにピッチの外へ。そして粛々とFKの準備に入る両チーム。なでしこの試合後に見た南米選手権ではPK戦に入るところで審判団とモメているシーンがあったから、見ている方は余計に判定が納得いかなく感じたのだが、このFKを凌いで120分タイムアップ。トロフィーの行方はPK戦に委ねられました。
勝ったから言うわけではないけど、PK戦になった時点でスゴく気が楽になった。なぜならPK戦で負けても公式記録上は引き分けだから。PK戦で勝った時は「勝った!」とアピールすればいいだけだから(笑)
まあ明らかにアメリカの2人目だけは失敗しそうだと感じました。彼女だけは明らかに間合いが短くてテレビを見てて焦りを感じたから。1人目と3人目のストップは技術も運もあったと思いましたけど。
アメリカはPK戦になった時点で嫌な予感がしていたんでしょうね。細かいことを言えばワンバックかモーガンが1人目だったらPK戦はもつれたでしょうね。

晴れてなでしこは世界一に。今回は大団円に終わったけれど、次はPK戦になる前に決着をつけるという目標ができましたね。とにかくいい試合でした。皆様、お疲れさまでした。
12:44 | サッカー2011
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 2戦目も勝てばいい、それだけの話…~ロンドンオリンピックアジア二次予選・日本vsクウェート@豊田スタジアム~#2521

Jリーグではリーグ戦真っ只中ですが、サッカーのアジア予選は来年のロンドンオリンピックへ向けた戦いが始まっています。
一次予選はシードとなった日本は、一次予選でバングラデシュを下したクウェートとのホーム&アウェイの二次予選、1st.レグは豊田スタジアムにクウェートを迎えての一戦です。

~ロンドンオリンピックアジア二次予選~
日本3-1クウェート
【日】清武(18分)濱田(37分)大迫(61分)
【ク】ジョゼア(68分)

GK:権田修一(FC東京)
DF:酒井宏樹(柏)
  鈴木大輔(新潟)
  濱田水輝(浦和)
  比嘉祐介(流経大)
MF:山本康裕(磐田)
→69分・山口螢(C大阪)
  山村和也(流経大)
  清武弘嗣(C大阪)
  東慶悟(大宮)
→84分・登里享平(川崎)
FW:山崎良平(磐田)
→62分・原口元気(浦和)
  大迫勇也(鹿島)

BS1が見られない環境なのでTBSで見ていたのですが、TBSの中継がアウェイゴールにビビりすぎで実況を聞いちゃいられない。

《アウェイゴールのルール》
2試合の勝ち点が同数になった時(1勝1敗or2引き分け)アウェイで挙げたゴール数が多い方を勝者とする

そう、アウェイゴールは2倍じゃないから。
2試合でより多くの勝ち点を挙げればいいのであって、それがまず第一義。
だから最初の90分で2点差をつけて勝ったのだから最低限の結果は残したのよ。欲をいえば完封をしたかったし、4点目が取れればもっと良かった、それだけの話。
まあクウェートに乗り込む2nd.レグは中東のアウェイだから、当然、楽な試合になるわけがない。でも2nd.レグの45分で上手に時間を使ってスコアレスで折り返せばOK。焦らなくても1点取れればほぼ相手の心を折ることはできるし、大勢が決してしまえば“ふざけたアディショナルタイム”を取られることもないのだから。

レッズサボとしては水輝の2点目は嬉しかった。本当にレッズって闘莉王がいなくなってから本当にセットプレーで点が取れなくなったからね。クウェートから帰ってきたら試合でそのヘディングでのゴールを見せてね。
そして途中出場の元気。この試合ではゴールは奪えなかったけど、いい動きをして好調を持続しているようで何より。クウェートでは決定的な仕事をしてほしいですね。
19:11 | サッカー2011
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 歴史を感じたスコアレスドロー~キリンカップ2011・日本vsチェコ@日産スタジアム~#2476

キリンカップは舞台を日産スタジアムに移してのチェコ戦です。先週のペルー戦、土曜日に松本で行われたチェコ―ペルー戦は共にスコアレスドローに終わっているので、一応、雌雄を決する戦いだったハズですが…。

~キリンカップ2011~
日本0-0チェコ
GK:川島永嗣(リールス)
DF:伊野波雅彦(鹿島)
→64分・槙野智章(ケルン)
  吉田麻也(VVV)
  今野泰幸(FC東京)
  内田篤人(シャルケ04)
  長友佑都(インテル)
MF:遠藤保仁(G大阪)
→64分・家長昭博(マジョルカ)
  長谷部誠(ボルフスブルク)
FW:本田圭佑(CSKAモスクワ)
  岡崎慎司(シュツットガルト)
→89分・関口訓充(仙台)
  李忠成(広島)

いや~堅い!
チェコのGK・チェフの守備は凄いな。勝てなかったことを嘆くよりも、チェフのプレーを見られた満足感の方が大きいでしょ、この試合。
日本の勝機は52分に吉田が頭で詰め切れなかったあのシーンだけでしょう。逆にチェコの勝機も7分と15分に伊野波がバックパスの処理ミスをしたシーンぐらいでしょうか?
おそらくチェコには「アウェイだからスコアレスでOK」の認識があるんでしょうね。それは長きヨーロッパの戦いにおいてDNAに組み込まれているかと思うほど。さしずめ日本だったら「高校野球でノーアウトのランナーが出たら送りバント」みたいなものだろうか。
ヨーロッパにおいてアウェイゴールを挙げることは大変なんだと思います。だからアウェイゴールのルールがあるわけで、どこかの電器屋の男の子や芸達者なイルカのようにアウェイで嬉々としてゴールを奪いに行くのは甘いのでしょうね。ホーム&アウェイの戦いにおいて、アウェイの1st.レグをスコアレスでまとめられたらホームの2nd.レグでは1-0で勝てる、そんな自信があるのだと思います。
チェフの守備を見ているとそんな印象です。後は欧州選手権やW杯予選を戦うにあって、確実に勝つ試合と捨てゲームのメリハリがついているような印象を受けました。
だから今回はチェコの“文化”を学んだことでOKなんじゃないかと、そういうことにしておきます(笑)
18:04 | サッカー2011
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 考えさせられたスコアレスドロー…~キリンカップ2011・日本vsペルー@東北電力ビッグスワンスタジアム~#2463

日本代表のスケジュールを見ると、南米選手権の遠征がなくなったことでW杯予選の前に実戦を経験できるのはキリンカップの2試合と8月の日韓戦だけ。戦力の底上げを考えると時間が足りないような日程ですが…。

~キリンカップ2011~
日本0-0ペルー
GK:川島永嗣(リールス)
DF:伊野波雅彦(鹿島)
→75分・森脇良太(広島)
  栗原勇蔵(横浜M)
  今野泰幸(FC東京)
  安田理大(フィテッセ)
→71分・興梠慎三(鹿島)
MF:遠藤保仁(G大阪)
  長谷部誠(ボルフスブルク)
→90分・細貝萌(アウクスブルク)
  西大伍(鹿島)
46分・本田圭佑(CSKAモスクワ)
FW:岡崎慎司(シュツットガルト)
  前田遼一(磐田)
→67分・李忠成(広島)
  関口訓充(仙台)
→67分・長友佑都(インテル)

テレビの前に陣取っている側からすると眠たくなってきた試合。
といっても勝ちを期待していたわけではなく、先につながる内容であればそれで良かったのだが、何よりガッカリしたのは“新戦力”の覇気のなさ。
ザッケローニが前半で3-4-3を見限ったのも西が機能しなかったからなんでしょう。システムを90分間を通して試せなかったのもプラスではなかったし、全体的には海外組と国内組で差があることを痛感せずにはいられなかったのが面白くないと感じた理由。
その象徴的だったのが、後半に出場した本田が後ろから倒されながらも、ファウルをアピールすることなく逆に素早く立ち上がってその動作のままシュートを放ったシーン。ただただ感心するしかなかったもの。残念ながらゴールはならなかったものの、ああいうシーンの積み重ねが大きな差になるんですね。

キリンカップなんて、結果として勝利がついてくればいいけど、基本的には内容を確認するための試合。現地参戦の方は残念だったでしょうが、とにかく収穫を得られるかどうかの方が比重が高いわけで、次のチェコ戦ではより濃い内容であってほしいですね。
17:31 | サッカー2011
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 日本勢はセレッソのみがベスト8へ…~2011ACLラウンド16~#2443

24、25日の両日でACLのラウンド16が行われました。

《ラウンド16》
・5月24日
G大阪(E-1)0-1C大阪(G-2)
全北現代(G-1)3-0天津泰達(E-2)
セパハン(A-1)3-1ブニョドコル(C-2)
アル・イテハド(C-1)3-1アル・ヒラル(A-2)
・5月25日
アル・サッド(B-1)1-0アル・シャバブ(D-2)
ゾバハン(D-1)4-1アル・ナスル(B-2)
FCソウル(F-1)3-0鹿島(H-2)
水原三星(H-2)2-0名古屋(F-2)

ラウンド16は8試合中7試合がホームチームに凱歌。唯一、アウェイで勝ったのはC大阪だがJリーグ同士、しかも大阪ダービーという特殊な状況だったことを考えるとグループリーグを1位通過する意義は大きいと言えそうです。
この結果、ベスト8に駒を進めたのはC大阪のみ。日本勢にとっては今年も厳しいラウンド16になってしまいました。この惨状を見るにつけ、レッズがアジアの舞台にいない情けなさを痛感します。
来年はなんとしてもレッズがアジアの舞台に戻って日本勢を牽引したいものです。
12:42 | サッカー2011
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