第76回東京優駿振り返り~勝ち馬・ロジユニヴァース~#580

40年ぶりという不良馬場の中で行われた東京優駿は2番人気の①ロジユニヴァースが皐月賞14着からの巻き返しを果たして重賞4勝目を挙げる。勝ち時計は2.33.7(不良)
【ラップタイム】
12.8-11.0-11.8-12.1-12.2-12.4-13.2-13.8-14.7-13.2-12.9-13.6
【展開】
1角:9,12(1,14)(5,10)(6,16)(2,15,17)11(3,18)8,7(4,13)
2角:9=12,1,14(5,10)6,16,2,15(3,17)11,18,8(4,7)13
3角:9=12-(1,14)10(5,16)(6,2)(3,15)17(4,11,18)(8,7)13
4角:9,12(1,14)10(5,16)(6,2)(4,17)(3,15,7)18(13,11,8)
NHKマイルCを強い内容で勝った△⑨ジョーカプチーノがハナを切って1000mの通過は59.9秒。さすがにこの馬場ではあまりにも速すぎた。7ハロン目からのラップの落ち込みをみるとジョーカプチーノは“マイルでも対応可能な1200mの馬”ということなのだろう。結果からいえばオーバーペースだったことになるがボクは決して暴走だとは思わない。
さて勝ったロジユニヴァース。勝因は完全にこの雨でしょうね。まあ典ちゃんが枠順をフルに活かしたインの3番手をキープできたのはもちろんだが、ネオユニヴァース×ケープクロス×マキャヴェリアンでは道悪は鬼だもの。ネオユニヴァース自身は重馬場のダービーを勝っており、ケープクロスの父はグリーンデザートでその日本における代表産駒は雨の高松宮杯を勝ったシンコウキングに函館スプリントCを勝ったメジロダーリング。マキャヴェリアンの代表産駒には重のクリスタルCを勝ったコクトジュリアンに荒れ馬場の福島記念を勝ったグラスボンバーだから、ロジユニヴァースのこれまでの重賞勝ちが時計のかかるコンディションであったのは合点がいくし高速馬場の皐月賞で惨敗したのも辻褄が合う。
ただ母系の種牡馬から見ればどう考えても距離が長い。ケープクロスからは選手権距離を戦いぬいたウイジャボードが出ているけれど基本的にはダービーの距離が合うとは思いにくい。だからロジユニヴァースがラジオNIKKEI杯2歳Sを勝った時点からダービーで買うつもりはなかった。ただボクの読みと違ったのは外差しになるダービーで弾けるハズのバブルが高速馬場の皐月賞で弾けてしまった。その観点でいけば皐月賞で暴落したロジユニヴァース株をここで拾う手はあったのかもしれないし、そもそも皐月賞を荒れ馬場と踏んでいたのが高速馬場だったのだから修正すべきだったのかもしれない。
とにもかくにも、息子の競馬学校の入学時に「父が取りこぼしたGⅠを勝ちたい」と言われていた典ちゃんにとってのダービー制覇は嬉しかったと思います。典ちゃんが勝ったということが収穫だったダービーだと思います。
2着に5番人気のリーチザクラウン。この馬場で最後は脚があがっていたが先行力を活かしての粘り込み。こちらも皐月賞13着からの巻き返し。正直、道悪の適性が高いかどうかは微妙だが、世代上位の地力はみせる。
3着には8番人気の⑩アントニオバローズが飛び込んだ。弥生賞を回避して順調さを欠いた皐月賞よりはコンスタントに使えたダービーの方がコンディションは良かったのだろう。秋うんぬん言うのは早いが意外と菊の舞台は合っていそうだ。
そして1番人気で12着に敗れた◎⑱アンライバルド。こちらの敗因もまた雨なんでしょう。仕方ないといえば仕方ないことだし、力負けではないでしょう。後はこの大敗が精神的に影響しなければ…というところでしょうね。
それにしても皐月賞とダービーで両方とも掲示板に載った馬がいないという事実は妙な違和感が…。馬場の影響が大きかったとはいえ、牡馬路線は来年以降、考えさせられることになるかもしれませんね。
22:28 | 中央競馬2009
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