冬の選手権は広島皆実に凱歌が挙がりました。
〜高校サッカー決勝〜
鹿児島城西2-3広島皆実
どうも下馬評が鹿児島城西有利みたいな雰囲気になっていたので、得てして広島皆実が勝つんじゃないかという気がしていたけど、正直なところ広島皆実が勝つなら0-1だろうと思っていたのでこのスコアで勝ったというのは驚きでした。
破壊的な攻撃力がウリの鹿児島城西をそこまで強くないと思っていたのは守備の脆さがあったから。やはり失点が6試合で14というのは多すぎる。確かにこの大会で2点ビハインドを2度ひっくり返したのだから弱くはない。けれど本当に“強い”のであれば、先制点を奪ったら「ああ、この試合はもう逆転できない…」と相手を絶望の淵に追いやることができるだろうし、それこそが強いチームの証だとボクは思っているので、どこのチームとしてというのではなくて鹿児島城西はそこまで強くはないと思っていた根拠はそこにある。
まあ練習試合で広島皆実が鹿児島城西に勝っていたというのは今朝知った話なので、準決勝の終わった時点では知らなかった。ただ知っていたところでどうなるというわけでもなかったのし、準決勝で広島皆実がシュート20本を放ちながら1点しか取れなかったのを見ると、いくら鹿児島城西の守備に不安があろうがそんなに点が取れるとは思いにくい。ましてや一昨年には3試合連続でスコアレスのPK勝ちというある意味離れ業をやったチームである。一昨年のチームとは違うだろ、という指摘はあると思うけどそれはtoto的な発想に基づくもので、選手の入れ替わりが激しいプロの世界でもチームの歴史に縛られるような相性だってあるのだからね。個人的には守備力の高い方が好みでも、広島皆実が点の取り合いを制するイメージを持つのが難しかったのはそのためである。しかし広島皆実の3ゴールはどれも見事であったからあの準決勝は一体何だったのかと…(苦笑)
また、関東の人間だと「鹿児島vs広島」という西日本対決になったのでどっちでもいいや的な考えもあるとは思うのだが、ボクはどっちでもいいやというレベルではないくらいに鹿児島の方に縁があることもある。
実を言うと大迫勇也争奪戦にレッズが参戦していると知ってこれが佳境に入るようだったら、ボクの知人に鹿児島の高校サッカーでは知れた存在の人物がいるので「大迫君がレッズに入るのなら、来年のレプリカは大迫君の背番号にするから」とアピールする準備はあったのである。そうする前にアッサリと鹿島入りのニュースが出たので未遂に終わったのだが、高円宮杯でレッズユースが鹿児島城西と対戦するとわかっていたらブラフでもいいから言っておけばよかったと思ったものである。あの西ヶ丘のスタンドを見たら大迫君も鹿島入りを決断したのは早まったかと思っただろうから(笑)
鹿児島城西は大迫勇也と野村章悟の2トップがそれぞれ6試合連続ゴールをマークして負けたのなら仕方ないでしょうね。ロスタイムのセットプレーでGKが2度もゴール前に走っていったシーンも印象深かったですね。まあ鹿児島実業の松澤総監督でもフルタイムでの優勝は成し遂げていない(両校優勝とPK勝ち)のだから、そう思えば簡単には勝たせてくれないということなんでしょうね。
とにかく広島皆実の皆様、おめでとうございます。いい決勝戦でした。